venice beach hairworksのカラー剤を詳しく解説

今日はvenice beach hairworksで使用するカラー剤のお話をします。
以前 は一般の方がカラー剤の名前を知っているなんてことはありませんでした。
しかし近年ではsnsの広がりからか、カラー剤の名前を知っている一般の方が増えました。

カラー剤はいろいろなメーカーが販売しています。
メーカーによっても薬剤の特性は違います。
薬局で市販されているカラー剤で失敗した経験がある方はいると思いますが、現在の髪の状態(だめーじや施術履歴)や太さや、吸水性、撥水性、などなどを考慮できないと失敗につながります。
そもそもそのカラー剤の色味がわかっていない状態で染まってもうまくはいきません。

僕たち美容師でも、使ったことがないカラー剤でうまく染められる気がしません。
それぞれ、毛束で実験して、髪質との相性を見極め、経験を積んで、やっと綺麗に染められるようになります。

話がそれました。。。

最近お店では取り扱うカラー剤の数が増えました。カラーのメニューがたくさんあるため、
一度まとめとしてご紹介しておきます。
ちなみに今回はファッションカラーのご紹介になります。

中野製薬 キャラデコミュゼリア

初めにご紹介するのは中野製薬 キャラデコミュゼリア です。
通常のカラーメニューを選んでいただくとこちらの薬で染めています。
僕が感じる特性としては、色味のブレが少なく、穏やかにリフトをして穏やかに色が入る感じです。
特段、彩度が高い訳でもないし、ビビットな色が出る訳でもありません。
が、ダメージは少なく、無難に発色します。
僕の染め方(カラー剤のチョイスや、塗り方は美容師ごとに異なります)にはとても合っているカラー剤です。

wella イルミナカラー

次は wellaのイルミナカラーです。
このカラー剤はご存知の方も多いのではないでしょうか?
寒色が綺麗に出ると話題になったカラー剤です。外国人風カラーなんて言葉も出来ましたね。
外国人って。。。ちなみに日本人が好むシルバーのような色は欧米の方にはネズミの色としてあまり好まれていないようです。。。

villa lodola カラーパレット

このカラー剤は比較的新しいカラー剤です。venice beach hairworks でも一押しのオーガニックなカラー剤です。
今まではグレイカラーを中心としたラインナップでしたがファッションカラーも発売されました。
オーガニックカラーのやさしさとカラーデザインの楽しさを併せ持つカラー剤です。
オーガニックでもある程度のデザインカラーや発色は可能です。
92%天然由来(メーカーさんの文言です)のヘアカラーです。

実際使用してみると髪の毛は柔らかくなり、艶感はとても出ます。
不快な香りもありません。ほぼ無臭。
今までのカラー剤に満足できない方や、ワンランク上の手触りと艶感をお求めの方は是非お試しください。
継続的に使用していただくと髪も変わっていくと思います。

rolland o-way Hカラー

こちらのカラー剤もオーガニックカラー。
ヴィラロドラカラーとの違いはアンモニアフリーであること。
この辺はケミカルの知識が必要になるので今回は割愛させていただきます。
またvenice beach hairworksでは他のカラー剤と違って施術方法も異なります。
詳しくはこちらをご覧ください。

まとめ

今回はファッションカラーのご紹介でした。
グレイカラー版はまた後日書きます。

オーガニックカラーはダメージがない訳ではありませんが仕上がりの手触りは良いです。
トリートメントも大切ですがダメージの根本を考えて行くべきかもしませんね。

どのカラー剤が良いかよくわからない方は予約時にご要望をお伝えいただければ相談に乗ります。
こんな仕上がりにしたいとか、刺激は少なくしたいとか、なんでもご相談ください。


この記事を書いた人

yoichiro tonomura

代官山の某ヘアサロンで10数年技術を磨き独立。2015年4月に海から近い街、神奈川県藤沢にプライベートサロン「venice beach」を立ち上げる。自らオーナースタイリストとしてサロンワークの傍ら、独自のセンスで「venice beach」のコンセプトをまとめ、HPの制作や写真、デザインを行う。たまに鋏をサーフボードに持ち替え鵠沼海岸に出現します。