yoichiro tonomura ベニスビーチ で取り扱っているrolland O-WAY Hカラー。
以前の記事でも取り上げました。
ベニスビーチ での染め方について詳しくはこちらをご覧ください。
基本的にベニスビーチ ではローランドHカラーで白髪染めはしていません。
白髪を染める場合はヴィラロドラカラーを使っています。
しかし最近ローランドHカラーで白髪染めをしたいというお問い合わせが多いので、今回の記事を書かせていただきす。
ローランド Hカラーで白髪染めをしない理由を書かせていただきますが絶対にできないという訳ではありませんので悪しからず。
白髪染めとファッションカラーの違い
白髪染とファッションカラー
何が違うのでしょうか？？
同じカラー剤？染め方？
説明いたします。
- 色味の違い
- ダメージの違い
- 染まり方の違い
- 染め方の違い
1.色味の違い
白髪は文字どうり白い毛です。
これを茶色にするためにはどんな色が必要でしょうか？
答えは簡単、茶色です。
白髪染めは茶色の色素
ファッションカラーは茶色ではない色素
わかりにくいですね。カラーチャートを見てみます。
上の写真はファッションカラー
下がグレイカラー（白髪染め）
ファッションカラーの2色に分かれてているのは黒に染めた場合と白に染めた場合
ファッションカラーはビビットなトーンです
対して白髪染めはダルトーン
濁り味が強いです。
実際に染めた場合は白髪染めは濁って見えます。
何となく嫌ですね。。。
紙の場合を考えてみてください。
白い画用紙にに色を塗るのが白髪染め。
茶色や黒の画用紙に色を塗るのがファッションカラー。（実際は混ざります。）
美容師はこんな色の足し算をして色を出しています。
さらに考えないといけないのは脱色する力（＝キューティクルを開く力）。
髪をどれだけ茶色にするか、黄色に近づけるか。。。
だんだん難しくなってきましたがこの辺りでやめておきます。
2. ダメージの違い
これが先ほどもお話しした、脱色する力（＝キューティクルを開く力）に関係します。
明るくなればダメージする。。。
しかし白髪染めは暗くなるんでしょ？？？
そうなんですが白髪は他の毛より太く感じませんか？
白髪は丈夫なんです。なぜかは知りません。すいません。
キューティクルがしっかりしている。。。（と思います。）
なので、しっかり染めるためには、脱色する力（＝キューティクルを開く力）が必要なのです。
さらに色が濃い（色素量が多い）です。
これは感覚なのですが、色が濃い（色素量が多い）と髪の中に色素がたくさん入ります。
何となくガサガサする。そんな経験された方いませんか？？？
何となく黒染め（色素量が多い）するとガサつく気がします。。。
長くなりました。
続きは、また次回にします。
第２回目につづく