カラー+ダブルカラーを詳しく解説②

ダブルカラーの最新版

前回のダブルカラーの解説は2020年6月でした。
それから2年、最新版をお伝えします。
とは言っても考え方はまるで変わっていません。

色味やハイライトの太さ、ピッチはそれぞれのお望みに合わせて変更しています。
工程を追っていきましょう。

 

 

before

まずはbeforeから

今まではヘアマニュキュアで染めていました。
あまり濃い色ではありませんがブリーチを使ってどれほど色が残るでしょうか?
この辺りは実際にやってみないとわからない部分ではあります。
特に初めてのご来店のお客様には今までどんな風に染めてきたか、詳しくお話を伺っています。

まずはケアブリーチを使ってハイライトを入れます。

ハイライト

メッシュとハイライトって何が違うの?
たまに聞かれますが言い方の違いだけで同じです。

今回は本数は少なめにチップは太く。スライスも大きくとっています。
全体を入れた後がこちら。

枚数やチップは完成のイメージやヘアスタイルによって変わります。
この辺りはご希望をお伺いしますので任せていただければと思います。

2回目のカラー

時間を置いて一度流します。

綺麗に太めにメッシュが見えます。
前回までのマニュキュアがあるので少しオレンジ味が見えますが、重ねて染めるので問題ありません。
もし、もっと赤みが残っていたら…。その時に考えます。

そして重ねていきます。

今回は少しオレンジが気になったのでオレンジの補色である濃いめのマット色を入れました。
イルミナカラーで染めています。

仕上がり

仕上がりはこんな感じです。
2回カラーすることでハイライト部分とのコントラストが弱まり馴染んでいます。
初めてのハイライトと明るいカラーで少し違和感があるようでしたがいかがでしょうか?

まとめ

ハイライトのオレンジが消えました
before→after

比較してみました。

ハイライトやダブルカラーが気になる方は参考にしていただければと思います。

この記事を書いた人

yoichiro tonomura

代官山の某ヘアサロンで10数年技術を磨き独立。2015年4月に海から近い街、神奈川県藤沢にプライベートサロン「venice beach」を立ち上げる。自らオーナースタイリストとしてサロンワークの傍ら、独自のセンスで「venice beach」のコンセプトをまとめ、HPの制作や写真、デザインを行う。たまに鋏をサーフボードに持ち替え鵠沼海岸に出現します。