藤沢駅近くの美容院ベニスビーチ
こんにちは。ベニスビーチ 外村です。
詳しく解説シリーズ第2弾。
名前だけじゃわかりにくいメニューがたくさんあります。
実際はどんな施術をしているのか、お客様に協力してもらい記事に書いていきます。
たまに写真をお願いすることがありますがご協力していただけると助かります!
さて、今日はカラー+ダブルカラーを詳しく解説させていただきます。
ダブルカラーとは
ホームページのメニューには“デザインカラー”、“ダブルカラー”と並んで表示されています。
二つの違いは微妙です。基本的にはデザインカラーの場合は一度だけのカラーです。
ダブルカラーは一度ブリーチ剤で脱色した後に色を重ねます。1度脱色してもう一度重ねてカラーをします。2回カラーをするのでダブルカラーです。
なのでワンポイントのダブルカラーもあれば、全体をダブルカラーすることもありますし、ポイントだけの場合もあるのでお値段の表記を〜とさせていただいています。
全体を明るくしたいのか、どのくらい明るくしたいのか、
ご希望の色または、ヘアスタイルによっても変わります。
ボブなのかレイヤーなのか。。。どんな仕上がりを求めるのか。
時間がながく工程が複雑になる程お値段が高くなってしまいます。
実際の工程
実際の施術を解説しながら見ていきましょう。
beforeの写真を撮り忘れました(汗)。すいません。
毛先はカラー履歴はありますが暗い状態で根本も4,5cm伸びている状態です。
目的の仕上がりはオレンジ味を消した透明感のある寒色です。
工程①(全体にハイライトのチップを入れる)
このまま目的の明るさの薬剤で1色で塗ってしまうとオレンジ味は抜けません。
かといって、明るい薬だと青味が足りません。
こちらの記事を参照していただければと思います。
オレンジ味を除去したい。そこでブリーチで脱色していきます。
ショートであれば全体を明るく染めるという方法も良いかもしれません。
しかし、長い髪を全体にブリーチするのはとてもリスキーです。
- ダメージの蓄積した毛先は薬剤のパワーで切れるかもしれません。
- 温度が高い根本付近や髪の重なる部分は明るくなってしまうかもしれません。
- 塗布料のムラで綺麗に脱色できないかもしれません。
ブリーチはいくら経験があってもとても難しい薬剤です。何より全体に塗った時のダメージや色落ちが気になります。きっと1ヶ月後には金髪になってしまいます。
なるべく長く綺麗な状態を保ってもらえるかも大切だと考えます。
そこで全体に細かいチップを取ってブリーチを塗布していきます。
塗布後はこちら
藤沢ベニスビーチではサーマルペーパーを使用します。
アルミでやるお店が多いと思いますがペーパーの方が軽いし、操作性も良いので。
使用するブリーチ剤はシュワルツコフのファイバープレックスブリーチです。
工程②(1度シャンプー)
結構な脱色具合に驚いたかもしれません。ブリーチは強力な薬です。。。
しかしこの方法だと全体の20%〜30%ほどしか脱色していません。
褪色もダメージも少なくて済みます。
1度流した後がこちらです。
全体にきれいに細かいメッシュが入りました。
カットの感じからもハチより下は太めのチップ、表面に近くなる程細めのチップと調整しています。
ジカルボン酸配合で手触り感は悪くはありません。
工程③(2回目のカラーと仕上がり)
ここまできたらもう一歩です。
目的の色を重ねて塗っていきます。
ここは普通に根元から毛先まで一気に塗っていきます。
塗って流した後がこちらです。
工程①でメッシュ以外の部分は明るくなります。が褪色時はオレンジ味は感じてしまいます。
ブリーチした部分には透明感のある色に染まります。この部分はオレンジ味は削ってありますので褪色は黄色っぽくなります。
まとめ
カット+カラー+ダブルカラー
ここまでで3時間ほどの工程になります。
お値段は
カット ¥5000+tax
カラー ¥7500+tax
30%ハイライト ¥5000+tax = ¥17500+tax
メッシュの量や太さでも仕上がりが変わりますし、何度も今回の工程を重ねていくと綺麗なグラデーションカラーを作ることができます。
ダメージや髪質、前回までの履歴を見て、なりたいイメージを共有して、1回で目的の色まで染めるか、
数回繰り返して綺麗な色を作っていくか、方法はいろいろあります。
ダメージにもつながりますし、料金もかかりますのでそれぞれにあったプランが必要だと思います。
ブリーチを入れるということはメリットもありますがデメリットも多いです。
信頼できる美容師さんにお願いすることが大切だと思います。
皆様の参考になれば幸いです。
藤沢ベニスビーチ でのご予約はこちらです!よろしくお願いします。