デザインカラーを詳しく解説

こんにちは。ベニスビーチ外村です。
夏休みと共にブログもお休みしてしまいました。かなりお久しぶりですいません。

デザインカラーとは

今日はデザインカラーの解説をしたいと思うのですが、
デザインカラーと言ってもかなり幅が広いです。

例えば、ポイントで少しだけブリーチをして、ビビットな色を乗せたり、
はたまた、アンダーセクションとオーバーセクションの色を変えたり、
ハイライト、ローライトを入れてみたり…。
ハイライトも入れる数や、太さ、間隔によっても、
どんな薬剤を使うかによっても仕上がりがかなり違います。

なので今回はデザインカラーとは何なのか、どのように施術するのかをお話ししていきます。

ホイルワークでの施術

代表的な方法としてカラー中にアルミホイルに髪を包んだ姿を見たことはありませんか?
アルミにお包んだ髪と他の部分を2色で塗り分ける方法です。

しかしベニスビーチではアルミホイルは使用しません。
その代わりにサーマルペーパーなるものを使います。

アルミでも、ペーパーでも仕上がりは変わりありません。
しかし、操作性は断然ペーパーの勝ちです。
毎回折る必要もないし、軽いのでお客様の負担も軽減できます。
なぜ、他のサロンが使わないのか疑問です…。

時は金なり

お客様の大切な時間を無駄にしないように素早く施術してこそプロの技です。

全体塗布

ペーパーを入れる枚数やチップの太さ、本数によって仕上がりが変わります。
デザインによっては全体に塗布しない場合もありまあす。

この様に全体にもカラー材を塗布すると上の様な塗り終わりになります。

カラーを楽しむために

デザインカラーとは何なのか?

1色で染める場合はホームカラーでも可能かもしれません。
もちろんムラになったり、染まり上がりの色がイメージどうりにならなかったり…。

もちろん僕たち美容師は1色で塗布する場合の技術はありますがせっかく染めるならプロの技術を体験してみるのも良いのではないでしょうか?

動きをつける染め方

1色で染めるのと2色で染める場合。
違いは何なのか?

説明いたします。

簡単に説明するとこんな感じです。
右の方が陰影ができて動きを表現できます。

今度はハイライトの色を変えてみます。

黄色は明るく見えますのでハイライトがはっきりしました。

こんな感じで色の組み合わせは無限です。
なりたいイメージに合わせてカラー材をチョイスいたします。

白髪がある方

さらに白髪がある場合のハイライトを見てみます。

まずは黒髪を茶色に染めてみます。

黒よりも茶色い方が白髪は目立ちません。白髪の本数が少ない方や表面に白髪がない方は茶色くするだけで白髪はごまかせます。

次にハイライトを入れてみましょう。

いかがでしょうか?
さらに白髪が分かりにくくなったと思いませんか?

多色で染めればその分白髪もわかりにくくなります。

ハイライトのメリット

ハイライトを入れるメリットを簡単にご紹介します。

  • デザイン性のあるカラーが可能
  • 陰影が出て動きのあるカラー
  • オシャレ感が増す
  • 根元が伸びてもわかりにくい

もう一つ説明し忘れた根元が伸びた時。

髪は1ヶ月に約1cm伸びます。
根元からきっちり染めると俗にいうプリンになります。

ハイライトを入れると目立ちにくいです。何となくおわかりいただけますか?

ハイライトのデメリット

良いことばかりではありません。
デメリットです。

  • 施術時間が長く料金がかかる
  • 明るい髪を作るので多少のダメージがある
  • 色の組み合わせによっては個性が出過ぎる、または派手になる

施術例

ローランドオーウェイ Hカラー rolland o-way 藤沢ベニスビーチ
藤沢ベニスビーチ ダブルカラー

サロンワークを何点かのせました。
参考になればと思います。

一色で染めるのに飽きた方。
少し個性が欲しい方。
よくわからないけどいつもと違う感じにしたい方。

その都度に説明いたしますのでデザインカラーでご予約ください。

ではまた!

この記事を書いた人

yoichiro tonomura

代官山の某ヘアサロンで10数年技術を磨き独立。2015年4月に海から近い街、神奈川県藤沢にプライベートサロン「venice beach」を立ち上げる。自らオーナースタイリストとしてサロンワークの傍ら、独自のセンスで「venice beach」のコンセプトをまとめ、HPの制作や写真、デザインを行う。たまに鋏をサーフボードに持ち替え鵠沼海岸に出現します。