こんばんは。
今日はオラプレックスのことを説明いたします。
ざっくりですが前回の記事に工程を説明いたしました。
今回は少し詳しく OLAPLEX について説明いたします。
2人の科学者によって誕生した
オラプレックスオラプレックスは、Dr.クレイグ・ホーカーとDr.エリック・プレスリーという、世界を代表する科学者によって、2014年にアメリカ・カリフォルニア州で生まれました。
https://olaplex.jp/about#main
世界中のスタイリストやエンドユーザーに支持され、約150カ国に展開されています。
と公式サイトHPに記載があります。
そして
オラプレックスの特徴成分
“ジマレイン酸”<全製品配合>
ジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール
日本初新成分※1※1 日本において、化粧品全成分表示名称の登録を実施。
オラプレックスの世界特許技術であるボンドサイエンステクノロジーの基となる成分です。日常生活やサロン施術で切断された毛髪のタンパク質の結合を再結合することで、毛髪の構造レベルから「ダメージを補修」、さらに「ダメージに耐力を与える」という画期的なヘアケアを実現。今までの栄養補給ケアにダメージ要因除去&毛髪強化ケアをプラスすることで、ダメージに負けない髪を作り、今まで実現できなかった理想のヘアスタイルを手に入れることが可能です。
https://olaplex.jp/about#main
ジマレイン酸という成分が種べての商品に含まれています。
最近よく耳にする酸熱トリートメント、髪質改善、ケアブリーチなどという言葉は聞いたことある方も多いと思います。これはジカルボン酸、マレイン酸、コハク酸なんかが使われています。
ジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール(オラプレックス)は特許を取った成分なので他メーカーが使えないようです。簡単にいうと上記3種類とは異なりシスティン残基へのくっつき方が違うようでジマレイン酸の方が効果は高いようです。
いやー難しくなってきますね。簡単にいうと髪にくっつく補強剤のようなものでしょうか。
ざっくりすぎますが。。。
毛髪ダメージのメカニズム
毛髪は80%以上がタンパク質で構成されています。毛髪の柱(土台)となるタンパク質同士の結合は、ブリーチやカラー、パーマなどのサロン施術ではもちろん、日々のドライヤー・アイロンなどの熱、ブラッシング・ヘアゴムなどの摩擦、紫外線、外気、エアコンなど日常生活の中でも切断されます。切断され、壊れてしまった結合をそのまま放置していると、酸素と繋がり”酸化”してしまいます。その”酸化”がダメージの原因の1つといわれています。
https://olaplex.jp/about#main
切断されたタンパク質の結合を、酸化する前に再結合させることで、元の健康な状態に戻し、ダメージを防ぐことができます。
オラプレックスは、”ジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール”という日本初の新成分が切断されたタンパク質の間に”接着剤”のように入り込むことで、再結合させダメージをケアします。
うーん。文字だとよくわかりませんね。
下手な絵ですいません。
左はダメージがない状態です。右が結合が切れている状態です。SがSH に変わりましたね。
Sは硫黄、Hは水素。
元素記号です。なんとなく化学の授業で習ったような。。。
頭が痛くなってきましたか?きっと拒絶反応です。少し我慢してください。
髪の毛はパーマやカラーをすることでダメージしてしまいます。パーマだったら還元剤を使って髪の毛のシスチン結合を切って、酸化剤で再結合させます。コレはイメージですが
還元剤で6つシスチン結合(S-S)を切ったとして、酸化剤で再結合されることができたシスチン結合はつだったとするとシスチン結合の1つは再結合できてないでそのままになっています。アルカリカラーの場合は、オキシ(過酸化水素)を使って髪の毛を酸化脱色させています。その時にシスチンも過剰に酸化させてシスチン結合が外れてしまいます。
システイン残基をそのままにして置くとシステイン酸になってしまいます。
※オキシを使う場合はカラーも縮毛矯正、パーマでも同じことがいえます。
そして毛髪科学の方々の間ではシステイン酸は髪の毛のダメージ指数として使われているそうです。髪の毛にシステイン酸が増えてしまうと髪の毛の強度が下がりダメージの原因になってしまいます。システイン酸が一度生成されてしまうと分解することはできません。
システイン残基がシステイン酸になる前にシステイン残基にジカルボン酸(マレイン酸)などがくっついてシステイン酸になるのを防いでくれるのがプレックス系、酸トリートメントです。
やばいですね。意味がわかりませんね。
わかりやすく言います。
・カラーの発色、もちが上がります。
・パーマのリッジ感やハリコシがでます。
・髪の毛がしっかりしてきます。
最後はちょーざっくりですが、是非実感してみてほしいです。
今回は難しかったですね。すいません。
次回は商材の説明をさせていただきます。