yoichiro tonomura 2015.4.16
美容師になった時からの一つの目標であった「自分のお店を作る」という目標を達成した日でした。
まだ何もない店内。
全てが新しく、今までとは違うカットチェアと鏡。
なんの保証もない自分の手で生活していくということ。
全てが新鮮でした。
何もわからないままの経営、どんな風にお客様を集めればいいのか、何を売りにしていけばいいのか、どんな気持ちでお店に立つべきか、、。失敗もたくさんありました。
あれから5年の月日が流れました。
今までご来店されたすべてのお客様のおかげで今があります。
代官山で勤めていた時からご来店される方、
オープン当初からご来店されている方、最近来てくれた方、
すべての方のおかげで僕たちの、お店の今があります。
今はお店始まって以来の、僕が生きてきた中でも一番と言っていいほど世界中がまずい状態です。
これからどうなっていくのかなんて誰もわかりません。
誰かが言っていました
なにわなくとも“STAY POSITIVE”
安心も心配もし過ぎず
穏やかに笑って暮らすピンチはチャンス
コロナ騒動というトロイの木馬
その中から現れる経済崩壊は
人間が主役のこの文化
この文明を見直す大転機になる
そしてこう続きます
起こるすべての出来事は
俺たちの魂を成長させるために起こること
俺たちは別々の世界で生きているけれど
皆同じこの星の上で
共通の社会を持ち
幸せを願う気持ちや
元気で豊かな未来を生きたいという気持ち
楽しく安全な世界を子供達に残したいという気持ちは同じこんな時だからこそ
他人と自分を比べることをやめ
自分の心の声にゆっくりと耳を傾け
これから自分はどう生きていきたいのか
どんな自分になりたいのか
考え感じてみたらどうだろうか
いつも忙しくて時間がない、
家族との時間がない
ゆっくり休まることもできない、
時間がある今だからこそ、いつもできないこと、自分と向き合い、どうしていきたいのか、どういう風になりたいのか、何をしたいのか。
かけがえのない毎日を、顔を上げ前に進もう。
6年目もベニスビーチ と僕たち家族をよろしくお願い致します。
venice beach 代表 外村 洋一郎