今後の営業について

僕たちの生活がコロナウイルスによって一変してしまった昨今。
最近こそワクチンの接種率が上がったからか感染者は少なくなったように見えます。
しかし、重症者や発症者が少なくなっただけかもしれませんし、今後もどうなるかわかりません。
安心して生活できる環境になるにはもっと時間がかかるかもしれませんし、元には戻らないかもしれません。

コロナウイルスの影響によって皆さんの生活や考え方に変化はありましたか?

僕は「yes」 です。
美容師を生業としている僕はお客様が来てくれないと仕事がありません。
リモートワークなんてあり得ません。
なので町から人が消えた去年の4月、5月頃はどうなってしまうのか、不安でしかありませんでした。
とは言っても、いつしか人は戻り、お客様も普通に来店されるようになり、一安心。
しかし、今後はどうなるかわかりませんし、感染のリスクもあります。

コロナとは関係なく、僕の私生活ではvenice beach hairwoksをオープンした時との大きな違いがあります。
4歳になる息子の存在です。
20代、30代前半にしたことは一人前の美容師になるための修行期間でした。
寝ても覚めても美容のことばかり。
そして、venice beach hairworksをオープンしました。
オープンして6年間経ちますが、初めてのお店の経営に四苦八苦。
皆様のおかげでなんとか続けてこれました。



そんな中で息子の存在。
夫婦で運営するお店ですので、息子は保育園に通っています。
やはり世の中は土日や祝日、お盆、年末年始にお休みの方が多いです。
僕たちサービス業は皆様がお休みの時が稼ぎ時。
どうしても子供とのお休みや時間を合わせるのが難しくなります。

さて、これからどうしたものかな、
なんて、ぼんやり考えているうちにコロナの襲来です。。。

ほどなくして、保育園も登園自粛になり、感染対策もあってお店を一人営業とした時期もありました。
空間にお客様とスタイリストだけ。
他の方と被ることがありません。
いつまでもそんな感じではお店が成り立ちませんので徐々に日曜日だけ1人営業というスタイルになりました。予約は取りにくいですしご迷惑をおかけしてしまいますが、安心していただける環境だと思います。

しかし、週末が混み合うサービス業なのにお席を制限する。

困ったものです。

しかし僕は日曜日の営業形態は1人営業でしばらく続けていこうと思っています。
コロナに関係なく数年の単位でです。
数年後には息子は小学生になります。
学童保育に預ければ働ける。
確かにそうです。
しかし僕は思います。

子供はそれを望んでいるのか?

子供と過ごす時間は今しかないんだ。

いずれ息子は大きくなり、友達と遊ぶようになります。
部活をやったり、習い事に行ったり、彼女ができたり。
そして、いずれは自立して家を巣立って行くでしょう。
健全な姿ですし、そうなって欲しいものです。

実際はそれが寂しくもあるのが親心でしょうか。。。

子供と一緒に過ごす時間はそう多くないような気がしています。

なので日曜日は母親か父親と過ごす日曜日にしてあげたい。
小学生になった、放課後や夏休み、冬休みは一緒に過ごしてあげたい。
それを子供が望むのならば。
僕はそんな気持ちです。

わがままをお客様にお伝えしようと思いこの文章を書いています。

僕は経営者なので、なんとかこの状況を変えていこうと考えています。
何も考えていない訳ではありません。そのための準備を進めているところです。
何か進展があればこちらの記事からお伝えいたします。

仕事と家庭、考え方はそれぞれだと思います。
僕は息子の気持ちを大切にしてあげたい。
今はそんな考え方です。

今を大切に。
そう思い、最近は写真を勉強しています。
そのことはまた後日書きますね。

この記事を書いた人

yoichiro tonomura

代官山の某ヘアサロンで10数年技術を磨き独立。2015年4月に海から近い街、神奈川県藤沢にプライベートサロン「venice beach」を立ち上げる。自らオーナースタイリストとしてサロンワークの傍ら、独自のセンスで「venice beach」のコンセプトをまとめ、HPの制作や写真、デザインを行う。たまに鋏をサーフボードに持ち替え鵠沼海岸に出現します。