インテリア②

今日は施術中に使う椅子についてのお話をします。

venice beachのオープン時、内装の打ち合わせの時には美容院は参考にしませんでした。
参考に見ていたのは海外のカフェやコーヒースタンド、古い建物を改築したような雰囲気の飲食店を意識しました。当時はありきたりな美容院の形は、なんとなく嫌で椅子もよくある上下する椅子は選びませんでした。オープン当初はとても使い難く感じて、普通の美容椅子にすればよかった。。。
と思うことが多々ありました。

この椅子は目黒の『complex universal furniture supply』にセミオーダーしたものです。
モダンですがどこかクラシックな香りを残した家具が並んでいますので家具好きな方は覗いてみてくださいね。
カラーやパーマの待ち時間にカフェに来たかのようにゆっくりコーヒーを飲みながら時間を過ごしてもらいたい。そう思い、美容椅子や鏡は普通の美容院では使わないようなものを選びました。
この椅子とテーブルのおかげで今でも「何屋さん」ってよく聞かれます。
まぁ思惑通りといえばそうなのですが。
僕なりには落ち着ける空間になっていると思っています。
頑張って掃除しないとな。。。

この記事を書いた人

yoichiro tonomura

代官山の某ヘアサロンで10数年技術を磨き独立。2015年4月に海から近い街、神奈川県藤沢にプライベートサロン「venice beach」を立ち上げる。自らオーナースタイリストとしてサロンワークの傍ら、独自のセンスで「venice beach」のコンセプトをまとめ、HPの制作や写真、デザインを行う。たまに鋏をサーフボードに持ち替え鵠沼海岸に出現します。